ブオリくらしの道具店で取り扱っている、白磁の作家・田代里見さん。
里見さんの作る白いうつわたちは、マットな白、透き通るような
艶のある白、青みがかった白・・・。と色々な表情のあるうつわ。
でもその全ての白から感じるのは、まっさらな、
綺麗な湧き水のような、凛とした美しさ。
そんなうつわを作っている里見さん。
2年前、車中泊で東北を旅をしていた折、
宮城県仙台の工房へすこーしだけ手伝いをする代わりに、宿代飯付きで泊めていただいたのは、まだ小雪ちらつく三月のこと。
あたたかな鍋を囲み夜遅くまでおしゃべりした時間はとても楽しいものでした。
そんないろいろな出逢いや縁、時間がつながって今があるんだなと思うと
人生は不思議で素敵ですね。
さてこれからブオリはどんなところへ進んでいくのでしょう。
型に囚われず、おおらかに、やってみて考えるをモットーに
進んでいこうと里見さんのうつわの文を書きながら、
思った夕暮れ時でした。