粋なおじさん、おばさんになりたい

わたしたちの周りにはカッコいい年のとりかたをしている

おじさん、おばさんが多い。

 

軽やかに笑っているけれど、

自分の信じる道で自分の仕事を作って生き抜いてきた人たち。

 

そんなカッコいいおじさん、おばさんに私たちもなろう!と日頃から

よく話している。

 

その秘訣はなんだろう。

 

そんなおじさんのひとり、陶芸家•増田勉さんの工房へ久しぶりにお邪魔してきた。

山の中の工房でいつも温かく出迎えてくれる増田さん。

 

大の釣り好きの増田さん。同じく釣りバカのうちのボス。

放っておくと、すぐに釣りの話しに夢中。

来年こそカヌーを直そう、釣りにいこうと盛り上がっている。

 

そんなふたりを尻目に、

定番のうつわから冬ならではの土鍋などをみせて頂く。

 

増田さん。あるといいな、と思っているものを「どうぞ」といった感じ

でさりげなく作っている。

それがおしゃれなのだ。それはカッコつけてる「オシャレ」ではなく、

美味しいもの、愉しいことしってるおじさんが作った

おしゃれな感じ。

そんな増田さんの器を見つけるのが私の楽しみだ。

 

釣りばかりしている訳ではないんだな。

大先輩から見たら、まだまだ小娘?の

分際の私が何を言うかと言われそうだが、

でもかっこいいオジさんの条件は、

幾多の酸いも甘いも味わって、やる時はやる!を幾重にも積み重ねてきた懐の深さと、

少年のように

遊びごころを忘れず、いつまでもチャーミングなことなのかもしれない。と密かに思っている。(おばさまも右におなじ??)

 

そんな増田さんのうつわブオリに届きました。どうぞお愉しみください。

 

 

  

春に増田さんとのふたり展をお願いした、宮下敬史さんのコーヒーメジャーや、
11月に展示して下さった山田隆太郎さんの急須、鍋とり鉢と組み合わせて…。