初夏のふたり展〜 小さな花とふたりの花器〜

少し深めの貫入染め鉢に、とってきたばかりのウツギを
少し深めの貫入染め鉢に、とってきたばかりのウツギを

 

 

最近すっかり摘み草癖がついてしまったわたし。

 

山の中の小道を常に足下や山の茂みを見ながら、

バイクに乗っているのでうっかりするとフラフラ危険運転。

 

でも今まで気づかなかった小さな季節の変化を花が教えてくれていることに

楽しさを感じてしまったので、もう止められなさそうです。

 

そんな小さな花をふたりの花器に。

季節の訪れをたのしむ摘み草。おすすめですよ。

 

 

 

宮下さんの一輪挿しは今年も選ぶのに一苦労しそうな子たちばかり。

 

中が漆仕上げになっているので、摘んできた小さな花をいけるのにぴったりです。
もちろんドライをいれてポンと棚に飾ってもとても絵になります。
鉄媒染をほどこしてツートーンになっているもの。
木目の美しいオイル仕上げのもの。
漆仕上げの渋い表情のもの。あなたはどれがお好みですか?
  ・
  ・
  ・

 

「 徳利と花器とくに分けていないよ。」と増田さん。

使い方に決まりはないので、お酒好きのかたは思う存分お酒をいれて、

花に使いたいかたは季節の花を。

 

増田さんの優しい表情をした器に野の花はぴったりだと思うのです。

 

 

樫灰釉の淡い桃色とマットな質感の徳利には、小さなクレマチス
樫灰釉の淡い桃色とマットな質感の徳利には、小さなクレマチス