秋日光々、ふたり展〜富山さんの盆

ああ、今年もグッと心を掴まれる富山さんの盆が届いてしまった。
「しまった」というのは、去年自分用の富山さんの盆を求めた私。
しかしながら届いた盆たちを前ににムムムと唸る。
その盆の中に、掘りと削りの力強さと、漆という素材の美しさが詰まっている。
きっとこの盆は年を重ねていけばいくほど美しく、味わい深くなっていくに違いない。
共に美しい皺を刻んで、歳を重ねていきたいと思わせる富山さんのお盆たちです。